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胃でどろどろにとけた食べ物は、次に小腸に送られます。小腸の内側にはたくさんのヒダがあって、その表面はたくさんの突起でびっしりおおわれています。まるで毛足の長いじゅうたんのようです。 このヒダのおかげで、細い管でもたくさんの食べ物にふれることができ、食べ物にふくまれている栄養素をほとんど吸収することができます。小腸のヒダをすべてひろげると、たたみ十二畳分になるといわれています。小腸で炭水化物はブドウ糖に、脂質は脂肪酸とグリセリンに分解され、たんぱく質から分解されたアミノ酸とともに、小腸のヒダから吸収されていきます。
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小腸で吸収されたブドウ糖は血管を通って全身にエネルギー源としてくばられますが、寝ているときや、じっとしているときにはあまりエネルギーは必要ありませんね。こんなときは、ブドウ糖があまってしまいます。このあまったブドウ糖はどうなるのでしょう。このあまったブドウ糖は、一度グリコーゲンというものに変えられて、肝臓や筋肉にたくわえられます。そして、からだを動かす必要ができたときに、またブドウ糖に変えられて、血管を通して全身にくばられるのです。こうすることで、食事をしてからある程度時間がたっても、からだを動かし続けることができるのです。
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勉強のときにたくさん使う脳。この脳をはたらかすことができるのは炭水化物が分解されてできるブドウ糖だけです。みなさんも朝ごはんを抜いた日の午前中は授業が頭に入らなかったということはありませんか?「朝ごはんをしっかり食べましょう」と先生がいつも話すのは、こういう理由なのです。
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脂質の中でも、さばやあじなど青魚にふくまれるドコサヘキサエン酸(DHA)は、脳のはたらきにかかせない大切な栄養素です。DHAを食べると、脳のはたらきが活発になり、記憶力や学習能力が高くなるといわれています。
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私たちは遊んだり、勉強したりしているときはもちろん、眠っている間もエネルギーを使っています。この生きるためのエネルギーのもととなるのが、炭水化物や脂質なのです。車にたとえるならガソリンのようなものです。 運動を始めるとまず炭水化物がエネルギー源として使われます。運動の時間が長くなると、今度は脂質が利用されるようになります。また脂質はエネルギー源として利用されるほか、細胞の材料になったり、ビタミンAなどの吸収を助けるはたらきがあります。
大腸には小腸で消化吸収されなかった食べ物の残りカスが送られてきます。食物繊維はそのカスや水分を吸収してうんちをやわらかくするとともに、カサをふやします。もしも食物繊維がなかったら、残りカスは少ししかできません。そうするとうんちをしたいという合図が脳に送られず、なかなかうんちが出なくなります。これが便秘です。便秘の状態は生ゴミをからだの中にためておくようなものです。生ゴミをためておけばどうなるでしょう? 生ゴミはくさって、くさい臭いを放つガスが発生します。からだの中も同じことです。 食物繊維を多くふくんだものをたくさん食べて、からだの中をきれいに保ちましょう。
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