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人間の身体は、小さな「海」 食育コラム一覧

人間の身体の構成成分で、もっとも多いものはなんでしょう? 答えは水分。身体に占める割合は、たんぱく質が約20%、脂質が約15%、糖質(炭水化物)が約1%なのに対し、水分は約60%を占めます。

水分は、栄養素の消化・吸収や排泄、体液の濃度調節、汗を出すことで体温を一定に保つなど、重要な働きを担っています。体内の水分のうち10%が失われると身体の機能に影響が出始め、20%が失われると死に至ることがあります。

身体の水分のうち、3分の2は細胞の内部にあります。残りの水分のうち、5分の1が血液中に含まれ、5分の4は細胞外液となって細胞と細胞の間を満たしています。身体の各部分が正常に働くためには、体内の各溶液を常に一定の濃度に保つ必要があります。このように体内の成分の状態や、体温を一定に保つ働きを「ホメオスタシス(恒常性維持)」と呼びます。

水分は体内で使われたあとは尿や便、汗として体外へ排泄されますから、常に十分に補給することが必要です。1日に必要な水分の量は、2〜3リットル。食物に含まれる水分を差し引いても800〜1500mlの水はとるようにしましょう。 。