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さらさら血液、どろどろ血液ってどういうこと? 食育コラム一覧

 私たちの身体の中の血管の総延長は約9万km。なんと地球を2周以上する長さです。また、心臓はポンプの動きで全身に血液を送っています。一回の収縮で安静時は約80ミリリットルの血液を送り、1分間に70回の脈拍を打つと1分間で約5リットル以上。こうして計算すると心臓は1日で約8000リットルもの血液を身体に送り出しています。成人の血液総量は約4リットルですから、血液は一日に体内を約2000周していることになります。

 血液の働きは、身体に必要な栄養素や酸素を届け、不要になった老廃物を取り込んで肺や腎臓に送り、呼気や尿として排出させることです。また、体温を保つという役割もあります。血液は「命の源」。血液の流れが止まると生きていくことはできません。


 しかしストレスや飲酒、喫煙などで血液中の水分が減ると、赤血球の割合が多くなり血管を通りにくくなります。また、エネルギーを過剰に摂取してしまうと運動等で消費されなかったエネルギーは「体脂肪」として身体に蓄えられてしまい「肥満」と呼ばれる状態になってしまいます。これにともなって血液中のコレステロールや中性脂肪が増加すると、血液の粘度が高くなりどろどろになります。

 糖尿病などで血液中に糖分が多くなると、脂肪が多いときと同じように赤血球がかたくなり、さらにそれがくっついてますます血管が詰まりやすくなります。

 これら血液の流れを悪くするどろどろ血液は、血管の壁をこすって流れていくため内皮細胞が傷ついてしまいます。さらに、その傷の部分にコレステロールがたまり、動脈硬化などを引き起こすことにもなるのです。

 どろどろ血液にならないためには、自分の身体にとって適正な摂取エネルギー量を保つことが大切。また食事でとる脂質は動物性を植物性のものに変えるようして、適度な量を心がけましょう。魚の脂質にはコレステロールや中性脂肪を下げる作用があります。ただ酸化しやすいのでβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質や食物繊維をあわせてとると良いでしょう。日頃の生活習慣のなかで、どろどろ血液の危険度を減らすようにしましょう。