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栄養素をとり込もう! 食育コラム一覧

 食べ物に含まれる糖質(炭水化物)やたんぱく質は、ブドウ糖やアミノ酸といった小さな単位にまで分解され、そのほとんどは小腸で吸収されます。吸収のしくみには、「受動輸送」と「能動輸送」の2つのしくみがあります。

 受動輸送とは、物質の濃度の違いを利用したものです。消化管の中にある物質の濃度が消化管壁の細胞の濃度より高い場合、その物質は濃度の高い方から低い方へ(つまり、消化管の中から、消化管壁の細胞の中へ)自然に移動していきます。 これは特にエネルギーを必要としません。

 逆に、濃度の高低差に逆らって、エネルギーを使って栄養素を強制的に移動させるしくみもあります。これが能動輸送です。ブドウ糖やアミノ酸などの吸収には、この方法が用いられています

 こうして吸収された栄養素のうち、水溶性のものは血管を通って、また脂溶性のものはリンパ管を通って全身へ運ばれ、栄養素が吸収されたあとの残りカスは、尿や便として体外に排出されます。尿は腎臓でつくられ、その量は1日に平均1.5リットル。成分は尿素や塩化ナトリウムなどです。便は大腸でつくられ、1日に平均120グラム。内容は60〜70%が水分、残りは分解されなかった食べ物、腸内細菌、食物繊維などです。